鉄道会社ごとの不通区間の解消状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:18 UTC 版)
「阪神・淡路大震災」の記事における「鉄道会社ごとの不通区間の解消状況」の解説
阪急電鉄…(地震発生から146日後の)6月12日、伊丹線伊丹(仮)- 伊丹間除く 山陽電気鉄道…(152日後の)6月18日、東須磨以東は当時事業中だった地下化工事の完成を以って復旧。同区間の地上線復旧は見送られた。 神戸電鉄…(156日後の)6月22日、湊川駅 - 長田駅間が運転再開、同日神戸高速鉄道南北線新開地駅 - 湊川駅間も運転再開し、全線が復旧した。 阪神電気鉄道…(160日後の)6月26日 神戸高速鉄道(阪急・阪神・山陽の各社が相互乗り入れ)…(208日後の)8月13日、大開駅は翌年1月まで通過 神戸市内中心部では、2月1日に阪神・神戸高速線が三宮駅 - 高速神戸駅間でピストン運転をしていた。このピストン運転は2日前に運転再開された神戸以西のJRと連絡することで被災者の大きな足となった。2月下旬には阪急御影 - 王子公園、阪神岩屋 - 三宮間がそれぞれ復旧し、先に復旧していたJR住吉以東・阪神青木以東からこれらのルートを乗り継いで大阪方面から神戸市内に向かうことができた。特に阪急の同区間はJRの全線開通まで振替輸送先に指定された。一方で液状化現象が発生したポートアイランドや六甲アイランドを通る神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)や六甲アイランド線(六甲ライナー)の復旧には相当な時間を要し、再開予定を1ヶ月前倒しした前者で7月31日、後者は8月23日に全線開通した。
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