釜石テレビ・FM中継局とは? わかりやすく解説

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釜石テレビ・FM中継局

(釜石鈴子テレビ・FM中継局 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 08:21 UTC 版)

釜石テレビ・FM中継局(かまいしテレビ・エフエムちゅうけいきょく)は、岩手県釜石市及び気仙郡住田町に置かれているテレビ放送とFMラジオ放送の中継局。ここでは、釜石デジタルテレビ中継局と同所に置かれている釜石鈴子テレビ・FM中継局、現在は運用を終了した臨時災害放送局の釜石災害FMについても記載する。

釜石テレビ・FM中継局

デジタルテレビ放送

リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
盛岡総合
14 30W 95W 水平偏波 岩手県 約12,800世帯 2008年
11月10日[1]
2 NHK
盛岡教育
13 97W 全国
4 TVI
テレビ岩手
22 95W 岩手県
5 IAT
岩手朝日テレビ
18
6 IBC
岩手放送
20
8 mit
岩手めんこいテレビ
16
  • 所在地:釜石市大字釜石(JR釜石駅の南方高地)[2]
  • 放送区域:釜石市の一部[3]
  • 2008年6月26日に予備免許が交付され[4][3]10月10日に試験電波を発射。11月6日に本免許が交付され[1]、11月10日に本放送が開始された[1]
  • 釜石鈴子中継局に併設されている。

アナログテレビ放送

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
2 NHK
盛岡総合
映像250W/
音声63W
映像2kW/
音声500W
水平偏波 岩手県 - 1960年
9月1日
10 IBC
岩手放送
映像250W/
音声62.5W
映像2.8kW/
音声700W
12 NHK
盛岡教育
映像250W/
音声63W
映像2.6kW/
音声650W
全国 1962年
6月1日
58 TVI
テレビ岩手
映像1kW/
音声250W
映像23kW/
音声5.9kW
岩手県 1970年
10月1日
60 mit
岩手めんこいテレビ
映像23kW/
音声5.8kW
1991年
4月1日
62 IAT
岩手朝日テレビ
1996年
10月1日

FMラジオ放送

周波数 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
79.2MHz fmi
エフエム岩手
200W 500W 水平偏波 岩手県 - -
85.1MHz NHK
盛岡FM
100W 560W 1969年
3月1日
  • 所在地:アナログテレビ放送に同じ

釜石鈴子テレビ・FM中継局

アナログテレビ放送

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
30 mit
岩手めんこいテレビ
映像10W/
音声2.5W
映像28W/
音声6.9W
水平偏波 岩手県 - -
32 TVI
テレビ岩手
34 IBC
岩手放送
36 NHK
盛岡総合
38 NHK
盛岡教育
全国
  • 所在地:釜石市大字釜石(釜石デジタルテレビ中継局に同じ)
  • 放送区域:釜石市の中心部及び唐丹・平田地区
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止される予定だったが、3月31日に発生した東日本大震災の影響で、2012年3月31日に延期された。なお、IATにはチャンネルが割り当てられていなかった。
  • アナログ放送で釜石鈴子局を受信していた気仙郡住田町上有住地区では地デジの直接受信ができず、かつ住田町内に地デジ中継局が開局する予定もないことから、CATV局(ケーブルテレビ)の遠野テレビが、住田町地域情報通信基盤施設(住田テレビ)を通じて住田町内へ向けた地デジ再送信を行っている。

FMラジオ放送

周波数 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
81.4MHz NHK
盛岡FM
10W 11.5W 水平偏波 岩手県 - -
  • 所在地:アナログテレビ放送に同じ
  • fmiは中継局を設置していない。

臨時災害放送局

周波数 放送局名 呼出符号 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日 運用終了日
86.0MHz 釜石災害
エフエム
JOYZ2AC-FM 30W 23.8W 水平偏波 釜石市 - 2011年
4月7日
2017年3月31日
  • 所在地:アナログテレビ放送に同じ
  • 2011年4月25日からエリア拡大のため、送信所の場所を現在地に移転した[7]
  • 2017年3月31日で放送を終了した[8]

脚注

  1. ^ a b c 岩手県の免許情報(総務省東北総合通信局)
  2. ^ 釜石中継局(地上デジタルテレビ放送)のエリア(報道資料2008年6月26日) (PDF) (総務省東北総合通信局)
  3. ^ a b 予備免許された各中継局の概要<岩手県>(報道資料2008年6月26日) (PDF) (総務省東北総合通信局)
  4. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)に予備免許-東北地域の地上デジタルテレビジョン放送の視聴エリアが拡大します(報道資料2008年6月26日)(総務省東北総合通信局)
  5. ^ 沢村茂『ラジオ送信所への燃料補給』(『その時、ラジオだけが聞こえていた』竹書房ISBN 9784812490631 80ページ)
  6. ^ 沿岸北部の久慈ラジオ中継局へは折爪岳経由で伝送している。
  7. ^ 「東日本大震災」に伴う臨時放送局の免許情報 (PDF) (総務省東北総合通信局)
  8. ^ かまいしさいがいエフエムは放送を終了しました | 釜石市”. www.city.kamaishi.iwate.jp. 2021年8月10日閲覧。




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