金山南ビル時代(1999-)
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「名古屋都市センターまちづくりライブラリー」の記事における「金山南ビル時代(1999-)」の解説
1999年(平成11年)に金山総合駅南口に竣工した金山南ビルは、高さ134.5mの超高層ビル(地上31階・地下4階建)である。名古屋都市センターは11階から14階を占めており、ほかには名古屋ボストン美術館(3階から5階)やANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(地下1階から地上7階、16階から30階)などが入っている。 1998年12月1日には休館して金山南ビルへの移転準備期間に入り、1999年4月1日には12階にまちづくりライブラリーが移転して図書館業務を再開した。延床面積は660m2であり、うち開架部分は420m、閉架部分は160m2、バックヤードが80m2である。移転年の1999年には15,702人の利用者があり、前年の21.6倍と爆発的に増えている。1999年9月の調査によると、利用者の職種別内訳は会社員が35.7%、学生が25.1%などであり、移転前と比べて名古屋市職員の割合が低下している。名古屋都市センターの旧館は後に名古屋市緑都市整備事務所となった。 2004年からは年4回の頻度で所蔵資料を用いた「ライブラリー資料展」を行っており、昭和10年代の写真を展示した「堀川の橋」、昭和30年代の写真やビルの模型を紹介した「名古屋のまちのあゆみ」など、専門性の高い展示で所蔵資料を活用している。かねてからパスファインダーを作成して配布していたが、戦後70年の2015年には戦災復興に関するパスファインダーを追加作成した。
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