都市高速道路の環境ロードプライシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 20:59 UTC 版)
「ロードプライシング」の記事における「都市高速道路の環境ロードプライシング」の解説
臨海部の路線へ大型車を誘導して市街地路線の沿線環境を改善することを目的に、首都高速道路と阪神高速道路において2001年からETC無線通行限定の割引として実施している。以下の内容は2011年11月現在のもの。 首都高速道路 湾岸線の大黒JCT~川崎浮島JCT間または神奈川6号川崎線の川崎浮島JCT~大師間を経由する大型車について、神奈川線料金を20%引き(割引後料金は50円単位に切り捨てるため、950円になる)。特定料金が適用される場合は割引対象外。 神奈川1号横羽線浅田~大師間を通行する場合は、上記対象区間の経由の有無にかかわらず割引対象外。 時間帯割引は、本割引適用後料金に対して重複適用する。 阪神高速道路 5号湾岸線の六甲アイランド北~天保山間を経由する大型車と一部の普通車について、阪神西線および阪神東線の料金を30%引き。ただし、阪神東線に割引が適用されるのは、天保山以西の区間のみを利用する場合に限る。普通車は事前登録制になっており、ETCコーポレートカードを使用する普通貨物自動車・マイクロバス等(おおむね高速自動車国道で中型車になるもの)に限られる。 特定料金区間も割引対象になる。 湾岸線連続利用割引および時間帯割引の重複適用が可能。なお、湾岸線連続利用割引→本割引→時間帯割引の順に適用する。このため、同じ時間帯であっても方向によって料金が異なる場合がある。
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