都市高速道路の位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:08 UTC 版)
「都市高速道路」の記事における「都市高速道路の位置づけ」の解説
高速道路株式会社法では「高速道路」を規定し、その中で自動車専用道路と同等の規格及び機能を有する道路として都市高速道路が位置づけられる。 また、国および地方公共団体以外の公益法人が事業にあたっており、道路整備特別措置法においてはネクスコ3社や首都高速道路及び阪神高速道路株式会社のように、会社が管理している会社管理高速道路とその他の地方道路公社によって運営されている指定都市高速道路と分けられ、共に料金を徴収することのできる道路と位置づけられる。 都市高速道路は、東名高速道路などの高速自動車国道と比べると、有料道路である・自動車専用道路である・中央分離帯で往復交通が区別されている・立体交差であるなどの多くの共通点を持つ。 その一方で、国道ではない・インターチェンジがない・サービスエリアがないなどの違いが挙げられ、規制速度の低さや線形の悪さから旅行速度が低くなる。 名は高速道路と付くが、本線と合流するまでの助走距離が短いため十分な加速ができないことや、車線幅は高速自動車国道よりも狭く造られているため、多くの区間で制限速度が50-60 km/hと低く設定されている。 幾何構造や運用については都市高速道路だけではなく、級区分の差はあるものの都市内高速道路(道路構造令の第2種に該当する道路)に共通する特徴である。
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