郊戸八幡宮とは? わかりやすく解説

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郊戸八幡宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 16:26 UTC 版)

郊戸八幡宮

拝殿
所在地 長野県飯田市今宮町4丁目6207番地
位置 北緯35度31分34.1秒 東経137度49分1.9秒 / 北緯35.526139度 東経137.817194度 / 35.526139; 137.817194座標: 北緯35度31分34.1秒 東経137度49分1.9秒 / 北緯35.526139度 東経137.817194度 / 35.526139; 137.817194
主祭神 誉田別尊応神天皇
息長帯比売命神功皇后
武内宿禰
社格 県社
本殿の様式 神殿、拝殿
別名 今宮神社、今宮郊戸八幡宮
例祭 春季例大祭、秋季例大祭ほか
祭事参照)
地図
郊戸八幡宮
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郊戸八幡宮(ごうどはちまんぐう)は、長野県飯田市今宮町にある神社。

概要

古くは郊戸(郡戸)荘飯田郷の産土神であり、「今宮八幡宮」「郊戸大神宮」「郊戸八幡宮」とよばれていたが、天保12年(1842年)に神宣状による社号「郊戸神社」となった[1]1981年9月14日神社本庁の許可を得て、「郊戸八幡宮」と改称した[1]

歴史

参道(1935年)
御渡輿神(1935年)

祭神

特徴

祭事

(特記のない限り『信州飯田橋南各町の源氏名と法被』[8]による)

  • 元旦祭1月1日
  • 各種祈願祭(成人の日
  • 建国祭(2月11日
  • 入学祈願祭(3月
  • 春季例大祭「宵宮祭」(4月14日
  • 神輿渡御4月15日
    明治維新前は、3月14日早朝に神社を発輿していた。渡御の範囲は、上飯田村の一部より飯田町全体で、城内通過の際は、藩主が拝礼の儀を行い、追手の護幸所には、代参を遣わし、初穂を献じた。渡御の警護には、信濃飯田藩士がついた[8]
  • 大祓式6月25日
  • 秋季例大祭宵宮祭 (今宮郊戸八幡宮秋季祭典奉納煙火) (毎年9月第2土曜日)
    • 1953年 - 花火打ち上げ用の筒が爆発。関係者3人が死亡、20余人が重軽傷[9]
    • 2020年から2022年 - 新型コロナウイルスのパンデミックにより異例の中止、奉納煙火のみ開催
    • 2023年 - 新型コロナウイルス5類変更により通常開催再開
  • 秋季例大祭「本宮祭」(毎年9月第2日曜日)
  • 大国主神社例大祭(9月28日
  • 七五三祈祷祭(11月)
  • 勤労感謝祭(11月23日
  • 御神符頒布祭(11月23日)
  • 大祓祭12月25日

脚注

  1. ^ a b 信州日報社 1981, p. 3.
  2. ^ a b 飯田市歴史研究所 2014, p. 58.
  3. ^ 丸山誌編纂委員会 2000, p. 286.
  4. ^ a b c 丸山誌編纂委員会 2000, p. 287.
  5. ^ a b c 丸山誌刊行委員会 2000, p. 287.
  6. ^ 飯田市歴史研究所 2014, p. 59.
  7. ^ 飯田市美術博物館 2005, p. 92.
  8. ^ a b 橋南各町の源氏名と法被編集委員会 2014, p. 31.
  9. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、94頁。ISBN 9784816922749 

参考文献

  • 平凡社 編『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』1978年。 
  • “「郊戸八幡宮」と改称”. 信州日報 (信州日報社): p. 3. (1981年9月9日) 
  • 丸山誌編集委員会 編『丸山誌』丸山誌刊行委員会、2000年1月1日。 
  • 飯田市歴史研究所 編『描かれた上飯田』飯田市教育委員会、2014年3月31日。 
  • 丸山誌編纂委員会 編『丸山誌』南信州新聞社出版局、2000年1月1日。 
  • 橋南各町の源氏名と法被編集委員会 編『信州飯田橋南各町の源氏名と法被』橋南各町の源氏名と法被刊行委員会、2014年。 
  • 飯田市美術博物館 編『飯田城ガイドブック』2005年3月21日。 



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