遷化の際の寺院の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 02:22 UTC 版)
通常、一般の家庭で不幸があった際には「忌中」札を掲げるが、僧侶の場合は、寺院の門に「山門不幸」の木製立て札がかけられる。寺族と呼ばれる、僧侶の夫人等の場合は、宗派や地域によって「忌中」札を玄関に貼付する場合と、僧侶と同様に「山門不幸」の立て札がかけられる場合がある。 また、前述の曹洞宗の寺院の場合は、一般的には、「山門不幸」の立て札の中に「當寺○○世××▲▲大和尚」が右側に、「 令和○○年××月△△日 示寂」が左側に書かれることがある。つまり、方丈や東堂以外の僧侶および寺族を含む家族に対しては、「示寂」という言葉の使用も「山門不幸」の告知も、通常はなされないことになる。
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