運航・利用状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 08:38 UTC 版)
「三重県道750号阿児磯部鳥羽線」の記事における「運航・利用状況」の解説
毎日6便の定期便のほか、待機時間中に船着場で待っている客が目視できた場合には随時運航が行われた。随時運航の開始後、乗船待ちの意思表示のために竿の先に布を揚げる方法が選ばれたが、被視認性が悪いなどの理由で2002年(平成14年)に回転灯による合図に変更された。しかし故障が多く、停電時に合図ができないため、回転灯は半年ほどで廃止され、国際法で定められた赤い板を水平にして待ち、乗る前に垂直に戻す方法に変更された。合図板を横にしておかないと、定時運航中でも寄港しなかった。 2006年頃は定期運航の6便を含め、毎日約30便を運航し、三ヶ所地区と渡鹿野島の小中学生を中心に、年間約5万人を運んでいた。的矢にある個人医院へ通院する利用者もいた。2015年(平成27年)度には1日の運航便数は20便、年間の運航便数は7,335便、年間利用者数は5,983人に減少した。同年度の通学利用者は三ヶ所が3人、渡鹿野が2人であった。
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