逮捕後・裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 08:33 UTC 版)
「ラトコ・ムラディッチ」の記事における「逮捕後・裁判」の解説
2011年6月3日、人定質問や起訴事実の朗読などの予備審理のため、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷に初出廷した。ジェノサイド、人道に対する罪など11の罪状を挙げた起訴事実の読み上げに対し、ムラディッチ被告は「不快だ。聞いたこともない」と述べ、罪状認否を拒否した。 2011年7月4日、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷に2回目の出廷。裁判長が起訴状の読み上げに移った際、ムラディッチ被告は「ノー、ノー、ノー。それを読むな。一言もだ」と叫び裁判を妨害をし、裁判長に退廷を命じられた。 2012年5月16日、ムラディッチ被告の裁判が開始された。法廷では「喉をかき切るジェスチャー」を行い、裁判長から咎められた。 2015年6月、裁判の証人としてハーグに召喚するため、ノルウェー人将校を探しているとメディアが報じている。 2016年12月7日、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で検察は最高刑となる終身刑を求刑し、2017年11月22日に終身刑が言い渡された。 2020年8月25日-26日、「国際刑事法廷メカニズム」で控訴審が行われ、ムラディッチ被告は「国を守っただけだ」と無罪を主張した。国際刑事法廷メカニズムは一審判決を支持し、2021年6月8日に終身刑が確定した。 「ラトコ・ムラディッチの裁判(英語版)」も参照
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