連続糸レース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:04 UTC 版)
トーションレース ボビンレースといえば、トーションレースの代名詞のように使用されることが多い。幾何学的模様や繰り返し模様が多く、初心者向けのデザインも多い。全世界に技法が広まっており、代表的なボビンレースである。バンシュレース・フランドルレース・クリュニーレースの一部など地名のついた、特徴的なレースもこれに含まれる。 チュールレース ヨーロッパ各地で様々な名称で呼ばれるレースの総称である。チュール地に太い糸や特徴的な地模様 (ground) を用いた柄が特徴的である。アンティークレースではニードルレースと並び代表的である。地方により様々な技法が現存する。 デンマークのトュナー、イギリスのバックポイント、フランドル地方のベーヴレス・リル、フランスのシャンティイやバイユなど。 ロシアンレース(ルシアンレース) テープに織りながらつないでいくレース。太目の糸を使用することが多く、少ないボビンで大きな作品を仕上げることができる。 ギュピアレース(ギュピュールレース) 模様と模様の間に網目等の地模様がないレース。現存するレースとしては、クリュニーレースの一部とデンマークのクリスチャン4世のレースが有名である。シンプルな柄でありながら、ボビンの運びが複雑である。デンマークボビンレースを参照。
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