連続立体交差化
1本の道路との立体交差の場合は単独立体交差化といいます。立体交差化は鉄道の安全性向上のための大きな課題ですが、同時に道路交通の安全対策、渋滞の解消といった効果もあります。こうした工事は都市計画の一環として、国や地方自治体が事業主体となって行うことが多いです。
昭和44年に旧運輸省・建設省の間で作られた協定によると、連続立体交差化とは「鉄道と幹線道路とが2カ所以上で交差し、かつ、その交差する両端の幹線道路の中心問距離が350m以上ある」ことと定義されています。さらに「鉄道と道路とを同時に3カ所以上で立体交差させ、かつ2カ所以上の踏切道を撤去する」こととしています。
民鉄各社は安全対策強化のため、国などと協力し、踏切の立体化や整理統合を進めています。第1次輸送力増強計画が始まった昭和36年度に比べ踏切数は大幅に減少しています。
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