連合軍専用列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:22 UTC 版)
「国鉄マロネ40形客車」の記事における「連合軍専用列車」の解説
1945年、太平洋戦争が日本の敗戦によって終結すると、アメリカ軍を中心とする連合国軍が日本の各地へ進駐した。 大きな飛行場が少なく、道路整備がほとんど行われていなかった当時の日本において、長距離大量輸送の手段は鉄道と船舶のみに限られていた。連合国軍もこれを認識し、国鉄線の管理権を事実上掌握した。 戦時中、1・2等寝台車をはじめとする優等客車の多くは、地方へ疎開するなどして保全されていたが、連合国軍はこれをあらかた接収し、軍用特別列車の専用車とした。 それらは万全の改良整備が行われたが、一部の優等車には連合国軍側の指示により、車軸動力式の冷房装置を搭載するものも現れた。
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