電力系統
(送電網 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 03:21 UTC 版)
電力系統(でんりょくけいとう、英語: Electrical grid)とは、電力を需要家の受電設備に供給するための、発電・変電・送電・配電を統合したシステムである。
- ^ a b c d e 八坂保能著 『電気エネルギー工学』 森北出版 2008年05月8日第1版第1刷発行 ISBN 9784627742918
- ^ 連系線に係わる利用・混雑処理方法について~欧州の状況~ (PDF) - IEEJ:2005年4月号
- ^ 電力系統の構成及び運用について (PDF) - 経済産業省「電力系統の構成及び運用に関する研究会」平成19年4月
- ^ 東海第二発電所 第23回定期検査の開始について (PDF) - 日本原子力発電株式会社 平成20年3月14日
- ^ 地域間連系線整備のあゆみ (PDF) - 送配電網協議会 2021年5月20日
- ^ BWRの起動・停止方法 - 原子力百科事典ATOMICA 高度情報科学技術研究機構(2012年7月5日閲覧)
- ^ 藤森(2002年)、141-150ページ
- ^ a b 藤森(2002年)、147ページ
- ^ 藤森(2002年)、144ページ
- ^ 藤森(2002年)、150-158ページ
- ^ 藤森(2002年)、159-167ページ
- ^ 藤森(2002年)、168-176ページ
- ^ 藤森(2002年)、177-193ページ
- 1 電力系統とは
- 2 電力系統の概要
- 3 周波数
- 4 日本国外の電力系統
- 5 出典
送電網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:49 UTC 版)
「日本のエネルギー資源」の記事における「送電網」の解説
他のほとんどの先進工業国が国内で同規格の送電網(ナショナルグリッド, National Grid)を持つが、日本は周波数が違うことにより2つの送電網に分断されているという特徴がある。東日本は50Hz、西日本は60Hzであり、両者をつなぐのは静岡県浜松市の佐久間周波数変換所、長野県朝日村の新信濃変電所、静岡県静岡市の東清水変電所の計3か所・合計容量100万kW(1GW)の周波数変換所のみである。 周波数が異なる理由は電力事業初期の発電機の仕様が異なった事に由来してこれが現在まで続いており、変換所増強の必要性とコストの議論などもあったが、東日本大震災による電力危機でその欠点がにわかに浮上した(詳細は商用電源周波数#日本の商用電源周波数を参照)。震災で解列した発電設備容量は9.7GWであり、周波数変換所の能力をはるかに上回っていた。
※この「送電網」の解説は、「日本のエネルギー資源」の解説の一部です。
「送電網」を含む「日本のエネルギー資源」の記事については、「日本のエネルギー資源」の概要を参照ください。
- 送電網のページへのリンク