輸入車の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:13 UTC 版)
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の記事における「輸入車の扱い」の解説
第15回(1994年)以降、輸入車は日本国産車から区別して選考されていた。別枠での第一次選考(「輸入車10ベスト」)が行われた後に、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を決定するというものであった。しかしながら、このような二重基準は諸外国にも類例がなく(ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーや北米カー・オブ・ザ・イヤーなど)、第23回(2002年)からは統一した平等な評価が為されるようになった。 これに対して、輸入車業界から「輸入車は本国より遅れて輸入されるのが多いので不公平だ」という反発があり、事実日本車より大きく点数で劣っていることが多かったため、第25回(2004年)からは、輸入車のなかで最高得点の車種に対しては「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が無条件に授与されることとなった。 第33回(2013年)では、フォルクスワーゲン・ゴルフVIIが輸入車として初めて「日本・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。なお輸入車が「日本・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した場合、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は該当車無しとなる。 輸入車で「日本・カー・オブ・ザ・イヤー」が受賞されたのは、このゴルフVIIと第37回(2017年)のボルボ・XC60、第39回(2018年)ボルボ・XC40の3車種がある。
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