身長の推定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:36 UTC 版)
イギリスの統計学者カール・ピアソンは、四肢の長管骨の長さからその個人の身長を推定する公式を発表し、事故死・犯罪被害者の白骨遺体はもちろん、化石人骨の身長を知るために広く用いられている。一例を示すと、推定身長 [cm] = 81.036+1.880×(大腿骨最大長 [cm])である(異なる人種や地域では式を修正する必要がある)。 また、足のサイズからも予測が可能である。単位はセンチ (cm)。男性:80.44+3.53×(足裏長さ[cm])女性:71.09+3.65×(足裏長さ[cm]) 個人の身長は両親の身長から大まかに推測計算することが可能である。予測身長と呼ばれ、日本人に対しては下記の計算法がある。 男子 (両親の身長の合計 + 13 [cm])/2 女子 (両親の身長の合計 - 13 [cm])/2 実際の身長はこの値から上下に9 cm程ばらつく(±2σの範囲)。他にも幾つか細部が異なる計算方法もある。
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