跡地とヤマサキのその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 14:01 UTC 版)
「プルーイット・アイゴー」の記事における「跡地とヤマサキのその後」の解説
団地解体後、跡地の南半分はゲートウェイ小学校、ゲートウェイ中学校、プルーイット軍中等学校(2007年閉校、現・特別認可学校KIPPインスパイア・アカデミー校舎)の各学校用地に転用された。北半分はプルーイット・アイゴー変電所が置かれているほか、変電所周囲の未利用地はカシやヒッコリーを中心とした森となり、フランシス・フォード・コッポラ監督が製作に関わった映画『コヤニスカッツィ(Koyaanisqatsi)』(ゴドフリー・レッジオ監督)の撮影にも使われた。また団地の環境に影響を与えた周辺のスラムも解体整理され、低密度の一戸建て住宅地に再開発されている。 ヤマサキは後に世界貿易センタービルの設計で知られることになる。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の際に同ビルが崩落したことに関し、ここでもヤマサキの設計が問われた。しかし、設計当時とテロ当時とでは航空機技術の違いもあり、崩落は予測不可能なものであったという指摘もある。
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