赤間硯
赤間硯 |
あかますずり |
文具 |
硯 |
赤間硯は鎌倉時代の初めに、鶴岡八幡宮に奉納されたという記録があります。江戸時代中期には各地で売り広められました。毛利氏が藩を治めていた時代には、原料となる石が採れる山は御止山(おとめやま)として一般には入山を禁じられ、参勤交代の贈り物等として硯が必要になると、藩主の命令で採掘がされました。こうした事情から、長州藩の名産として簡単に手に入れることのできないものでした。 |
山口県 |
昭和51年12月15日 |
赤間石は材質が硬く、緻密で、石眼や美しい文様があり、しかも粘りがあるため細工がしやすく、硯石として優れた条件を持っています。また、墨を削る歯の役割を果たす「鋒鋩(ほうぼう)」がみっしりと立っているので、よく墨を磨き、墨の発色が良く、早く墨がすれ、さらっとのびの良い墨汁が得られます。 |
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