赤イ竹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 00:51 UTC 版)
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の記事における「赤イ竹」の解説
南洋の島レッチ島で、秘密裏に水爆の原料である重水を製造していた秘密組織。1966年公開時の劇場版パンフレットには「赤い竹」と記載されている。英字表記はRED BUMBOO。 全員軍服を着用しており、胸の前で右腕を水平にする独特の敬礼をする。隣島のインファント島の人間を連行して強制労働させ、木の実からエビラよけの黄色い汁を製造させていた。島で眠っていたゴジラの目覚めにより、基地を破壊されて水上艇で逃げようとするが、仁田らに黄色い汁(木の実の葉っぱで製造された)をすり替えられていたため、エビラに襲われて沈められた。 名称について、書籍『ゴジラ画報』ではコミュニストを象徴する赤と中国の竹を連想させるものと解釈している。エビラも、赤い体色と手の鎌が共産圏をイメージしたものとされる。 赤イ竹戦闘機 レッチ島防衛のため、ゴジラ対策に繰り出したジェット戦闘機。パイロットは映らず、車輪の収納箇所はない。イギリス空軍のライトニングと、ソ連空軍のミグ19を合体させたような形状をしている。 赤イ竹本部からレッチ島に飛来してゴジラをロケット弾で攻撃するが、効果がなくはたき落とされたり、ゴジラをかわそうとして岩山に激突するなどの果てに何機かが撃墜される。 『オール怪獣大進撃』にもライブフィルムで登場する。1尺サイズのミニチュアが多数登場する。 赤イ竹水上艇 小型水上警備艇。インファント島民の強制連行と、レッチ島で製造された兵器「烈1号」の本部への輸送に用いられる。後方に垂直尾翼のようなものがついた形状をしているが、実際には飛ばない。先端部に黄色い汁を垂れ流す放水ノズルが付いており、艦橋上部に4門の火器を装備する。 物語終盤で赤イ竹隊員が逃走に使用したが、黄色い汁が偽物にすり替えられていたため、エビラに襲われて破壊される。2尺サイズのミニチュアと、船舶を改造した実物大の2種が撮影に使用された。 探索気球 脱走者を監視する探索気球。色は赤と白のツートンカラー。 銃器類 トンプソン短機関銃・M1カービン・MP40・M1919
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