資金拠出パートナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/30 00:24 UTC 版)
「グローバルヘルス技術振興基金」の記事における「資金拠出パートナー」の解説
GHIT Fundのパートナーらは設立時から5年間で合わせて100億円規模の資金拠出を表明した。拠出された金額のうち、日本国政府(外務省と厚生労働省)が50%、日本の製薬会社社(アステラス製薬、エーザイ、塩野義製薬、第一三共、武田薬品工業)が25%、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が残りの25%を担った。2014年には中外製薬がGHIT Fundへの参画を決めた。同年夏にはシスメックスとウェルカム・トラストが新規パートナーとして参画した。ウェルカム・トラストは2017年1月までに単独で約460万ドルを追加出資している。2016年5月、日本政府はG7サミットの記者会見においてGHIT FundとUNDPに対する1億3千万ドルの拠出を表明した。2016年6月には新たに10社がGHITに参画しており、これにはフル・パートナーとして富士フイルム、アソシエイト・パートナーとして大塚製薬、アフィリエイト・パートナーとしてグラクソ・スミスクライン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、協和発酵キリン、メルク、田辺三菱製薬、ニプロ、大日本住友製薬、スポンサーとしてセールスフォース・ドットコムが含まれる。2017年6月1日、GHIT Fundの資金拠出パートナーである日本政府、民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム・トラストは、GHIT Fundの第二期の事業に対して、2013年のGHIT Fund設立当時の拠出額(約100億円)の2倍にのぼる200億円以上の拠出にコミットメントすることを表明した。引き続き日本政府が全体の約50%、民間企業及び財団が残りの50%をそれぞれ拠出する。2017年8月にバーソン・コーン&ウルフがスポンサーとして、2018年10月に小野薬品工業株式会社がアフィリエイト・パートナーとして参画を表明した。資金拠出パートナーはフル・パートナー、アソシエイト・パートナー、アフィリエイト・パートナーの3レベル構成となっている。製薬会社以外の企業はスポンサーとしてGHIT Fundに現物供与の形式で貢献している。
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