責任能力などに関する審理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:56 UTC 版)
「座間9人殺害事件」の記事における「責任能力などに関する審理」の解説
第21回公判(11月24日)では被告人Sの精神鑑定を担当した医師が出廷し、「Sに精神障害は認められず、責任能力に問題はない」と証言した。また、被告人Sは被告人質問で「(連続殺人の間は)自分の快楽を追い求めていた。2人目の被害者 (B) までは罪悪感があったが、それ以降は罪の意識が軽くなった」と述べ、一部の被害者には謝罪の弁を述べたが、他の女性被害者たちについては「特に思うところはない」と述べた上で、Gの遺族(兄)の通報が逮捕のきっかけになったことについては「今も恨んでいる」と述べた。 第22回公判(11月25日)では最後の被告人質問が行われ、被告人Sは「自分は極刑になると思うが、どんな判決が出ても控訴しない」と意思表示した上で、一部の被害者遺族には謝罪した。一方、被害者参加制度を利用して出廷した被害者遺族らは被告人Sに死刑を求める意見などを述べた。
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