財閥家族の指定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:14 UTC 版)
財閥家族の企業支配力を分散し、人的関係の切断がはかられたのが、財閥家族の指定であり、そして1947年11月に成立した「財閥同族支配力排除法」であった。持株会社整理委員会は、占領軍当局の指令を受けて、財閥家族の範囲を確定する基準を下記のように選択した。 財閥家族姓を名乗る尊卑族三親等およびその家族(姻族を含まず) 所有有価証券、現金、預貯金額計100万円以上 所有家屋500坪、宅地2,000坪、農地山林50町歩以上 当該会社発行株数に対し、持株比率10%以上の株式所有者 企業支配または経営発言力 以上の基準によって、1947年2月、住友家では以下の人が財閥家族に指定された。 第16代住友吉左衛門 住友寛一 住友義輝 住友元夫
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