財政難による影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:45 UTC 版)
「2015年のF1世界選手権」の記事における「財政難による影響」の解説
ここ数年深刻化している参加チーム、参加サーキットの財政難がシーズン当初から各方面に影響を与えていた。 正式な開催カレンダーに入っていたドイツGPは契約不成立のため中止され、全19戦で行われることになった。 昨年末に破産した下位2チームのうち、ケータハムはF1から撤退。マルシャは投資家により救済され、チーム名を「マノー・マルシャ・F1チーム」に変更して参戦した(コンストラクター名は「マルシャ」)。シーズンを通してバックマーカーに徹したが、翌年も参戦できる目処が付きエントリーされている。 たびたび危機的状況が報じられたロータスは、ルノーに買い戻される形で存続が決まり、2016年はルノーワークスとして参戦することになった。 パワーユニット供給価格の高さがカスタマーチームの財政を圧迫するとして、FIAは2017年より安価なクライアントエンジン(2.2l V6ツインターボ)を導入する案を提起した。しかし2種類のエンジンが混走することへの抵抗もあり、最終的にF1委員会において否決された。
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