豪雨による被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 02:24 UTC 版)
帆坂池が一体いつ作られたのか文書記録が残っていないため定かではないものの、17世紀末の浅野藩の時代に作られたのではないかとの口伝が残っている。この付近は瀬戸内式気候で普段は雨が少ない。帆坂池より流れ出してから最終的に赤穂港へと流れ込む大津川も、そして、帆坂峠を挟んで反対側を流れ降る吉井川水系の金剛川も、いずれも普段は水量が乏しく、かつては水利権の争いが起きてきた位である。そのような土地柄なだけに、大雨が降れば災害が発生しやすく、1949年には帆坂池が決壊した。帆坂池が豪雨によって被害を受けたのは何もこれ1回ではなく過去に何回もあったものの、1976年9月の台風でも施設の一部が破損したため、ついでに1970年代末に、今後は被災しにくいように大規模な改修工事が実施された。
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