警察、警備員における使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 17:16 UTC 版)
「防刃ベスト」の記事における「警察、警備員における使用」の解説
日本 日本では警察官が制服の上着の上に着用しているのを頻繁に見かけることができる。日本では海外と比較して犯罪の際の凶器に銃器が使用されることが少ない反面、刃物が使用されることが多く、多くの外勤警察官がほぼ常時着用している。 その他、私服警察官や身辺警護を行う民間警備会社の警備員などが着用するために、防刃ベストには見えないようなカジュアルなデザインの製品や、一般のジャンパーやコートに擬装している製品もあり、広く使用されている。 アメリカ アメリカ合衆国の警察官や警備員の着用するベストの場合は、アウタータイプ・インナータイプ共に、キャリアと呼ばれる一般素材(布もしくは合成繊維)のベストの内部が袋状になっていて、そこに防弾素材(板状のケブラーなど)を挿入してファスナーやベルクロで閉じるタイプなので、キャリア内に防弾素材と防刃素材を重ねて挿入し、1着のベストで防刃と防弾を総合させる場合も多い。 しかし、防弾ベストの性能が高くなったことで、さらなる銃器の殺傷力アップが求められた結果、拳銃も大口径化・高威力化したことで、これまでの通常の防弾ベストでは防ぎきれないケースも多発しており、イタチごっことなっている。
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