詩・散文
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「シャルル・ボードレール」の記事における「詩・散文」の解説
『悪の華』"Les Fleurs du mal"初版(1857年):詩101篇を収録。うち6篇(禁断詩篇)が風紀紊乱の咎で有罪判決を受け、削除を命ぜられる。 第二版(1861年):禁断詩篇6篇を除き、代わりに35篇を増補したほかに配列も変更し、全127篇を収録。現在は主にこの第二版を『悪の華』の底本として取り扱う。 第三版(1869年):死後に刊行された決定版全集の第一巻。第二版以降に発表された詩篇(『漂着物』と題して1866年に刊行)を含め152編を収録。 『パリの憂鬱』"Le Spleen de Paris"(1869年、副題に『小散文詩』):決定版全集第四巻に、生前は単行本化されなかった散文詩50篇を収録。 『人工楽園』"Les Paradis artificiels":アヘン体験を記した散文作品。「ハシッシュの詩」"Le Poème du haschisch"(1858年) 「阿片吸引者」"Un Mangeur d'opium"(1860年) 「酒とハシッシュの比較」"Du vin et du haschisch"(1851年):単行本は上記2編を収録したものだが、決定版全集において追加された。 『ラ・ファンファルロ』"La Fanfarlo"(1847年):ボードレール唯一の小説。 『火箭』、『赤裸の心』:生前未発表のアフォリズム集。
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