証券事故
株式や債券などの有価証券投資は、基本的に投資家の自己責任のもとで行われることが前提となっており、たとえ株価の下落で損失が生じても、それはすべて投資家に帰属するものと考えられます。したがって、最初から損失の補填を約束して取引を行うことは、厳しく禁じられています。しかし、証券会社側の過失(売買注文の履行ミスなど)によって投資家の利益が損なわれた場合などは、証券事故として、そこで生じた損失を補填することが認められています。ただし、証券事故として処理する場合は、あらかじめその中身について、金融監督庁に届け出る必要があります。
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