設立・移行計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:17 UTC 版)
「アメリカ宇宙軍 (軍種)」の記事における「設立・移行計画」の解説
2019年時点の構想では、2020年度から2024年度にかけて、宇宙軍を設立・移行させるとしている。国防長官は、既存の各軍との協力のもと、必要な部隊を宇宙軍に移行させるとしている。軍種の創設には、議会による合衆国法典(特に軍に関する合衆国法典第10編)の改正が必要となる。 2020年度 議会によって、宇宙軍の設置法案が承認されたならば、国防総省は、組織構築のため、まず宇宙軍本部組織を設置し、そこに部隊を組み入れて編成していく。初期の本部人員は、政策、計画、人事管理、財政等の専門職の軍民合わせて約200名で構成される。その後、宇宙軍作戦部長(原案:宇宙軍参謀総長 Chief of Staff of the Space Force, CSSF)及び宇宙次官(Under Secretary for Space)が指名される。 2021-2022年度 他軍種からの移行による宇宙軍の主要部隊の編成は、2021-2022年度に行う。これには、運用・調達・教育・訓練関連や宇宙特有の部隊等が含まれる。 2023-2024年度 部隊の移行等は2024年度までに完了させる構想となっており、その後は宇宙軍独自での新たな組織編制を行い、それに伴う支援能力や情報収集能力、教育・訓練能力の向上が期待されている。
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