設立スキーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 00:32 UTC 版)
「西武ホールディングス」の記事における「設立スキーム」の解説
設立に至る手順は以下の通り。 2005年11月29日 - 持株会社の株式会社NWコーポレーションを設立。西武鉄道の親会社で堤家が殆どの株式を握るコクドがNW社へ株式交換を行い、その子会社となると共にコクド株主はNW社の株主へ移る。 2006年1月31日 - コクドが、アメリカの不動産投資ファンドであるサーベラス・キャピタル・マネジメントと、日興コーディアルグループの日興プリンシパル・インベストメンツに対し、第三者割当増資を実施。再建のための資本増強を行なうとともに、株式発行によりNW社を介した堤家の出資比率を下げ、資本的な影響力を低下させる。 2006年2月1日 - コクド・西武鉄道子会社のプリンスホテルはコクドを吸収合併。西武鉄道が会社分割を行い自社のホテル事業(品川、赤坂、新横浜、鎌倉といった西武線沿線以外の施設不動産・経営権)を、プリンスホテルに譲渡・承継させる。 2006年2月2日 - プリンスホテルが西武鉄道に対して株式交換を行ない、西武鉄道を完全子会社化する。 2006年2月3日 - 持株会社として株式会社西武ホールディングスを設立。プリンスホテルが同社へ株式移転を実施。西武鉄道の親会社はプリンスホテルから西武ホールディングスとなる。 2006年3月27日 - 会社分割手続きによってコクドの吸収合併に伴ってプリンスホテルが保有していた関連会社管理機能を西武ホールディングスへ承継させる。西武ホールディングスの完全子会社としてプリンスホテルと西武鉄道がぶら下がる現在の形となり、グループ再編を完了した。
※この「設立スキーム」の解説は、「西武ホールディングス」の解説の一部です。
「設立スキーム」を含む「西武ホールディングス」の記事については、「西武ホールディングス」の概要を参照ください。
- 設立スキームのページへのリンク