訪花昆虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 18:47 UTC 版)
匂いをもつランブータンの花は多くの昆虫、特にハチにとって魅力的である。ランブータンの訪花昆虫はミツバチ属(Apis spp.)とハリナシバチ属(Trigona spp.)のハナバチ、チョウ、ハナアブ科ハナアブ属の一種(Eristalis sp.)とクロバエ科キンバエ属の一種(Lucilia sp.)のハエである。トウヨウミツバチ(Apis cerana)のコロニーから飛来する働き蜂はランブータンの花に集まって大量の蜂蜜を作る。蜜を集めているハチは雌花の雄しべにも型にはまったように触れ、雄花からは大量の粘着性の花粉を集める。雌花に集まるハチにはほとんど花粉は見られない。雄花は早朝6時に開くが、トウヨウミツバチの活動は8時から11時の間がもっとも活発で、その後は急激に鈍くなる。タイでは、ランブータンの小規模な受粉にトウヨウミツバチが好んで使われる。
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