訪朝時の事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 01:59 UTC 版)
1960年8月、寺尾は朝鮮解放15周年慶祝日朝協会使節団の秘書長として北朝鮮を訪れた。その際の8月27日、清津へ向かう急行列車で、彼の1959年に書いた本『38度線の北』を見て北へ渡ったという3人の男たちに取り囲まれ、 「お前の本に騙されて、こんな生き地獄へ連れてこられた。俺たちの人生をどうしてくれる」と迫られた。 しかし、寺尾は彼らを愚連隊と決め付け、まともに取り合おうとしなかった。その後、彼らは列車を降ろされて行方不明になったという(参考資料:『金日成の野望』、柴田穂、サンケイ出版、1984年。『朝鮮・その北と南』にも同様の記載あり)。
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