計算言語学における主辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/11 10:55 UTC 版)
計算言語学の場合、主辞駆動句構造文法において主辞の概念が用いられ、「主辞」のほか「主要部」、「ヘッド」といった訳語が用いられる。 「主辞素性原理」を始めとする種々の規則が定義されており、主辞が親カテゴリーに重要な情報を受け継いでいる(右図参照)。主語や目的語、補語に対する動詞、また、冠詞に対する名詞などが主辞となり得る。 自然言語の句構造はヘッドを有する構造であり、自然言語の文法が単純な文脈自由文法と異なる証左と考えられている。
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