計算複雑度
別名:計算複雑性
【英】computational complexity
計算複雑度とは、計算機が問題を計算するために要する手間を示す尺度のことである。
計算複雑度は、アルゴリズムの性能を評価する基準のひとつとして用いられている。ある問題を解決するために、複数のアルゴリズムを用いることができるとすれば、どのアルゴリズムを選択れば最も効率的に処理できるかを判断するための判断基準の一つとして、計算複雑度を利用することができる。
計算複雑度は、入力サイズの関数として示される。あるアルゴリズムについて、入力サイズがnのとき計算複雑度がnに比例するか、nの多項式で示されない場合、nが極端に大きくなると実用時間内では解けないアルゴリズムとなる。
なお、実用のソフトウェアにおいては、アルゴリズムの>計算複雑度に加えて、プログラムを実行するハードウェアの環境や、プログラム上でのアルゴリズムの実装方法などが複雑に関連する。
計算複雑性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 19:57 UTC 版)
アダマール変換は高速アダマール変換を用いると O ( n log n ) ( n = 2 m ) {\displaystyle O(n\operatorname {log} n)\quad (n=2^{m})} である。
※この「計算複雑性」の解説は、「アダマール変換」の解説の一部です。
「計算複雑性」を含む「アダマール変換」の記事については、「アダマール変換」の概要を参照ください。
計算複雑性と同じ種類の言葉
- 計算複雑性のページへのリンク