観賞大温室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/28 03:09 UTC 版)
公園中央部に位置する観賞大温室は広さ1,561平方メートル、花の回廊、鉢花室、カクタス室、ラン室、大温室、多目的室から構成される建物である。収容されている温室植物は約500種15,000本(ハイビスカス、ブーゲンビレアほか)。暖房に小吹清掃工場の余熱が利用されている。 設計者の瀧光夫は「立体廻遊式」あるいは「内外混然一体式」と名付けており、一般的な温室と区別して美術館・展示館のような鑑賞(美術品などについて味わい楽しむ)用温室と評され、日本造園学会賞を受賞(昭和63年度)した。 構造としてコンクリートフレーム内は耐候性鋼材、屋根はポリカーボネート板。 観賞大温室入口脇にはハンカチノキが植えてあり、観賞用のスロープを登って高い位置から間近にハンカチノキの花を鑑賞することが出来る。また、スロープ横の展望台からは観賞大温室の横に位置する芝生園を一望する事ができる良いスポットともなっている。 観賞大温室 外観 観賞大温室 入口銘板 大温室内庭 大温室屋根 花の回廊 展望台上 大温室の内部 カクタス室
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