要求される能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:58 UTC 版)
オフェンス時には優れたドリブルテクニックでボールを敵陣に確実に運び、ディフェンスの布陣や味方の状況を広い視野を持って的確に把握し、味方の得点をアシストしなければならない。必要な時には自らショットを決めることで相手ディフェンスを引きつけ、アシストする上でも有利となるようなショット力を必要と、ショットセレクションに関しては、最も厳しい要求のあるポジションである。またディフェンスも積極的でなければならず、スティールもできる判断力と、俊敏性も要求される。オフェンス、ディフェンス両方でゲームのリズムを保ち、あるいは変え、ゲームメイクする能力が要求され、その役割から「コート上のコーチ」とも呼ばれ、選手引退後コーチに転身する選手が多いポジションである。 ポイントガードは通常リバウンドに参加せず、リバウンドを取った選手からのアウトレットパスを受けやすい位置に動く。オフェンスからディフェンスへの切り替え時にはセーフティとなり敵の速攻を止めたり、遅らせたりする。ゲームメイクには戦術を指示するだけでなく、リズムが悪いときなどに前向きな声を出して、チームを活気づけることも重要になってくる。
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