西大寺山古墳群との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:43 UTC 版)
「夫婦塚 (富田林市)」の記事における「西大寺山古墳群との関係」の解説
1995年から1997年にかけて、山中田墓地を含む丘陵上の一帯が大規模に宅地開発された。開発に伴う発掘調査によって、弥生時代の竪穴住居、古墳(山中田古墳群)、中世の城跡などが見つかっている。 そのうち、旧山中田墓地に南接する場所で発見された古墳は、同一支脈上にある山中田3号墳・8号墳・9号墳である。旧墓池南側の別支脈上にも山中田1号墳が存在した。1号墳と3号墳の主体部は木棺直葬であり、前述の石材や石棺を用いた主体部とは異なる。8号墳と9号墳は同一支脈の南側斜面に隣接して存在しており、主体部は古墳時代終末期(7世紀)の横穴式石室である。このことから近代に存在が確認されていた字宮山の夫婦塚は、山中田8号墳と9号墳であった可能性がある。
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