製作後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 06:51 UTC 版)
「地球防衛軍テラホークス」の記事における「製作後」の解説
本作はイギリス本国では好成績をおさめ、1986年にアンダーソンとバーは本作によってえた収益をもとに、ライブアクションとぬいぐるみ、マペットを併用した意欲的な新作「スペース・ポリス」のパイロットフィルムを製作し関係者の好評を博した。「スペース・ポリス」は、『セサミ・ストリート』で有名な操り人形師の第一人者ジム・ヘンソンとの共同製作による作品でもあった。 しかし、シリーズ化直前にジム・ヘンソンが他界。さらにヘンソンの会社がディズニーに買収されるなど資金面でトラブルが生じ、この企画のシリーズ化が実現するのは、8年後の1994年の「スペース・プリシンクト」まで待つ事になった。「スペース・プリシンクト」は「スペース・ポリス」の改題シリーズ化作品である。シリーズ化に伴いタイトルが「スペース・プリシンクト」に変更になったのは「スペース・ポリス」というタイトルがすでに登録されており使用不可だったという事情による。 これを「サンダーバード」を評価基準とする日本のファンはシルヴィアの企画力が欠如したためとする評価が散見されるが、実質「サンダーバード」の内容にシルヴィアは参加していない。ITCのルー・グレイド(英語版)の様な強力で豊富な資産力が存在しない事が、最大の理由である(なお「スペース・ポリス」および「スペース・プリシンクト」は『エイリアン・ネイション』に近い要素を持つ作品だが『エイリアン・ネイション』は1988年の作品であり「スペース・ポリス」のパイロットフィルムの完成のほうが先(1986年)であった。)。
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