治療用装具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 03:53 UTC 版)
治療用装具における療養費支給対象は以下である 療養費の支給対象となる装具は、療養の給付(保険診療の範囲内での医療処置)で対応することができず、医学的な見地からその傷病を治療する手段として必要不可欠と認められるものであること。原則として厚生労働省の定めた「基本工作法」に則して、装具士が個々の患者の身体に合わせた「オーダーメイド」で製作したものであること。装具製作後、装具について保険医の確認とその後の継続的な効果検証が必要であること。これをもって治療遂行上必要不可欠な範囲のものであるとみなされます。 治療用装具は、原因疾患の患部に直接作用(支持・矯正・固定・免荷)し、原因疾患を解消させることが目的のものを言います。 治療用装具の作成は療養費として、健康保険から7~9割が戻る仕組みとなっており、療養費は医療費の伸びをはるかに上回る勢い(平成24年)となっている。
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