補助輪の卒業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 22:33 UTC 版)
補助輪は自転車に乗ってペダルを漕ぐ感覚を養うための練習用器具であるが、取り外すと途端に乗れなくなることも多い。ヘルメットや膝当てなどの安全用品を利用すると転倒に対する恐怖心を和らげることができる。 また、漕ぎ出しがうまくできずにペダルに足を乗せられないケースも少なくない。この場合は、補助輪といっしょに、ペダルを外してしまう練習方法がある(ドライジーネのような形になる)。まずペダルを外して足で地面を蹴って前進し、滑走中は足を持ち上げることで、ふら付かずにまっすぐ乗れるようになり、次いでペダルを取り付けて漕ぐ力で前進することが習得できるとしている。 このような練習は広い場所が必要で、交通公園や人の少ない広い空き地のある児童公園など専門の施設を利用する方が、駐車車両や歩行者との衝突などの副次的なトラブルを避けやすい。小学校によっては、学校施設内に交通公園状の施設を持つところもある。
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