装飾壁画の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 09:14 UTC 版)
清戸迫横穴は300基以上ある横穴墓群の一つで、正式名称は「清戸迫76号横穴墓」である。 古くから清戸迫丘陵地にその存在が知られていた円墳・横穴群のうちの76号で、1967年(昭和42年)11月、双葉町立双葉南小学校の新築に伴う敷地造成工事にかかる発掘調査がおこなわれ、同年11月、敷地内に存在していた横穴墓群の一部を発掘調査した際に76号横穴墓から玄室奥壁に保存状態のよいベンガラ(赤色顔料)によって描かれた壁画が発見された。 壁画は、現在判明している彩色壁画のうちの北限にあたる。なお、この横穴墓の築造年代は7世紀前半と考えられている。 なお、現在は双葉町立双葉南小学校の敷地内に保存されている。
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