袁世凱の裏方としてとは? わかりやすく解説

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袁世凱の裏方として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 05:47 UTC 版)

田文烈」の記事における「袁世凱の裏方として」の解説

父の田維翰は、湖北省で遊幕(現地高官顧問役)をつとめた田文烈初め学問志したが、郷試合格できず、武官転じた1885年光緒11年)、首席北洋武備学堂入学し卒業後は故郷に戻る。袁世凱朝鮮赴任した際に、田は仁川理事文案つとめたその際に、袁から能力評価され、その腹心となった日清戦争勃発直前に袁が帰国すると、田もこれに随従し、北洋水師学堂教習任命された。 1895年光緒21年)、袁世凱新建陸軍創設すると、田文烈は督練処総文牘に任命され事務方取り仕切った1899年光緒25年)に義和団の乱起きると、袁率い武衛右軍文案任命され引き続き事務統括している。1904年光緒30年)、田は北洋常備軍左翼営務に異動する翌年北洋督練公所参議兵備総弁任じられた。 田文烈は、事務能力優れていただけでなく、軍内の汚職厳重に取り締まった。さらに、署天津巡警道に異動した際には、治安保持加えて民衆への福祉厚生にも尽力している。1911年宣統3年)、田は陸軍部副大臣任命され一時失脚していた袁を内閣総理大臣として復権させることに奔走した

※この「袁世凱の裏方として」の解説は、「田文烈」の解説の一部です。
「袁世凱の裏方として」を含む「田文烈」の記事については、「田文烈」の概要を参照ください。

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