表在反射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 02:56 UTC 版)
表在反射とは、皮膚や粘膜に刺激を加えることで、その周りの筋が収縮する反射を指す。よく知られた表在反射には次のものがある。 角膜反射 角膜にものが触れると目が閉じる。 くしゃみ反射 鼻の粘膜をこよりなどでくすぐるとくしゃみが出る。 咽頭反射 咽頭後壁の粘膜を強く押すと吐き気を起こす。 腹壁反射 腹壁の片側を先の鈍い針などで引っかくと、腹壁の筋が収縮して、臍が刺激された側に動く。 挙睾筋反射 大腿の内側を鈍い針などでこすると、刺激された側の睾丸が挙上する。 殿筋反射(臀部反射) 足底反射 足の裏を鍵などでこすると、母趾が屈曲する。常にバビンスキー反射と関連付けて語られるので、詳しくはそちらの記事を参照されたい。
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