衣笠村とは? わかりやすく解説

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衣笠村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 14:24 UTC 版)

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きぬかさむら
衣笠村
廃止日 1933年2月15日
廃止理由 編入合併
衣笠村横須賀市
現在の自治体 横須賀市
廃止時点のデータ
日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
三浦郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,098
(1920年、国勢調査)
隣接自治体 横須賀市、浦賀町久里浜村武山村西浦村葉山村
衣笠村役場
所在地 神奈川県三浦郡衣笠村
座標 北緯35度15分33秒 東経139度39分49秒 / 北緯35.25903度 東経139.66358度 / 35.25903; 139.66358座標: 北緯35度15分33秒 東経139度39分49秒 / 北緯35.25903度 東経139.66358度 / 35.25903; 139.66358
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衣笠村(きぬかさむら)は、神奈川県三浦郡に存在した

概要

神奈川県三浦郡中部の村。現在の神奈川県横須賀市中心部の南側に隣接する。おおむね現在の横浜横須賀道路神奈川県道27号横須賀葉山線横須賀線に並行)に囲まれた東西に長い地域である。

地理

歴史

町名の由来

衣笠城址のある山(衣笠山)の形が笠を伏せたように見えることから。

沿革

  • 鎌倉時代 - 衣笠の地名が見られる
  • 南北朝時代 - 平佐久の地名が見られる。
  • 戦国時代 - 森崎郷の地名が見られる。
  • 江戸時代 - 以下の4村が成立。金谷村は公郷村(後に豊島町)からの分村。忍藩は東京湾の海防を担当していた。
    • 衣笠村(幕府領→武蔵忍藩領→幕府領)
    • 小矢部村(幕府領→旗本向井氏知行→幕府領)
    • 森崎村(同上)
    • 大矢部村(幕府領→旗本有馬氏知行→幕府領)
    • 金谷村(同上)
    • 平作村(幕府領)
  • 延宝年間 - 平作村から以下の2村が分村。
    • 上平作村(旗本水野氏知行→幕府領)
    • 下平作村(旗本村越氏知行→幕府領)
  • 元禄年間 - 平作村の残部が池上村に改称(旗本向井氏知行→幕府領)。
  • 1868年明治元年)
  • 1875年(明治8年) - 上平作村、下平作村、池上村が合併して平作村が成立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、衣笠村、小矢部村、大矢部村、森崎村、金谷村、平作村おとび佐野村、不入斗村の飛地が合併して衣笠村が成立。
  • 1933年昭和8年)2月15日 - 横須賀市に編入。同日衣笠村廃止。旧大字のうち、大字金谷が金谷町、東金谷町(現坂本町)、西金谷町(同前)に、大字平作が平作町、池上町、阿部倉町に分割される。

交通

鉄道路線

存在せず。横須賀線横須賀駅 - 久里浜駅間が開業し、衣笠駅が設置されたのは1944年(昭和19年)である。

名所・旧跡

現在の町名

すべて横須賀市。いずれも大体の範囲。相次ぐ町名変更により、旧大字と現行の町の区域は錯綜している。

  • 住居表示実施地区 : 阿部倉、池上、池田町(一部)、大矢部一 - 五丁目、金谷、衣笠町、小矢部、根岸町(一部)、平作、森崎、山科台
  • 住居表示未実施地区 : 大矢部六丁目、衣笠栄町、公郷町(一部)、坂本町、佐野町(一部)

関連文献

関連項目




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