行政範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 00:26 UTC 版)
前述の通り、新京の行政範囲は1933年(大同2年)時点で近郊を含めて200km2(6500万坪)に及び、従来の行政範囲である城内及び商埠地の約300余万坪と比較して約20倍に拡大された。1933年(大同2年)当時の城内、商埠地、満鉄附属地及び寛城子の面積は次の通りである。 市街地名面積城内 1,755,160坪 商埠地 1,631,982坪 満鉄附属地 1,528,118坪 寛城子 1,674,000坪 1937年(康徳4年)10月の「新京特別市区域ニ関スル件」(康徳4年9月30日勅令第280号)で双陽・長春両縣の一部を編入して市域が大幅に拡張され、同年12月の満鉄附属地の移譲により総面積は437.65km2となった。1942年(康徳9年)4月20日時点では444.19km2まで拡張されている。当時の全市域の面積を大別すると、旧附属地6.24km2、旧市街(寛城子を含む)17.88km2、新市街地83.33km2、農村地区(長春縣管内より130km2、通陽縣管内より107km2)336.74km2、合計444.19km2となっている。 1943年(康徳10年)6月1日、建国神廟造営用地の決定に伴う行政区域の拡大に伴い、通陽縣及び長春縣の一部を編入して勧農区・春陽区を設置し、市域は938.29km2まで拡張された。
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