行政管轄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 20:19 UTC 版)
行政としては1903年から1917年の間、ナヴァッサ島はグァンタナモ米軍基地の一部としてアメリカ海軍の管轄下に置かれていたが、1917年よりアメリカ沿岸警備隊の管轄下となり、1996年からはアメリカ合衆国内務省の管轄下となった。1996年8月には沿岸警備隊はナヴァッサ島灯台を廃止した。内務省は合衆国領有小離島のひとつとして分類した。さらに1999年よりアメリカ合衆国魚類野生生物局の管轄に移譲され、国指定野生保護区(National Wildlife Refuge)に指定された。但し政治及び法務的には内務省島嶼局が引き続き管轄している。一般人のナヴァッサ島への上陸は危険とされ、プエルトリコのボケロン(Boquerón)にある魚類野生生物局事務所に上陸許可を得る必要がある。その後アマチュア無線愛好家の立ち入りは許可が下りていなかったが、2015年2月、22年ぶりに交信が行われ、日本のアマチュア無線家も交信した。 現在でもハイチがアメリカ合衆国への併合に対して抗議し、島の領有権を主張しているが、アメリカ合衆国はそれを退け、1857年から合衆国未編入地域で現在は領有小離島であるとしている。
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