体力を大きく2つに分けた場合に、実際に身体を動かし行動する身体的な能力のことをいいます。もう一方は「防衛体力」といい、病気やストレスに対する免疫力や抵抗力、環境に適応する能力などを指しています。
行動体力は、「行動を起こす能力」「行動を持続する能力」「行動を調節する能力」の3つに分けられます。
「行動を起こす能力」は、筋力や垂直跳び、立ち幅跳びなどの瞬発力を指しています。
「行動を持続する能力」は、筋持久力や全身持久力のことを指し、特に全身持久力には呼吸や血液の循環などによって酸素を運ぶ能力が関わっており、健康のために重要な能力といえます。
「行動を調節する能力」は、運動の目的に合わせて身体の動きを調節する能力で、敏捷性、平衡性、巧緻性、柔軟性を指しています。 体力測定における反復横とびや目を閉じての片脚立ち、ジグザグ走や伏臥上体反らしなどが当てはまります。
行動体力
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