蚕桑駅
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蚕桑駅 | |
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駅舎
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こぐわ KOGUWA |
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◄白兎 (1.4 km)
(3.3 km) 鮎貝►
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所在地 | 山形県西置賜郡白鷹町高玉 |
所属事業者 | 山形鉄道 |
所属路線 | ■フラワー長井線 |
キロ程 | 24.6 km(赤湯起点) |
電報略号 | クワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
26人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)12月11日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
蚕桑駅(こぐわえき)は、山形県西置賜郡白鷹町高玉にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。
歴史
- 1922年(大正11年)12月11日:長井線長井 - 鮎貝間開通と共に開業[1]。
- 1964年(昭和39年)4月1日:業務委託駅となる[3]。
- 1984年(昭和59年)3月19日:無人化[2](簡易委託化[3])。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)10月25日:山形鉄道へ移管[1][4]。
- 1994年(平成6年)4月1日:駅舎改築。簡易委託廃止[3]。
駅構造
かつては相対式ホームを持ち列車の行き違いが可能で、駅の前後で線路がS字カーブになっている。廃止された下りホーム跡には防雪林が設けられている。また、赤湯方から分岐する形で駅舎側に側線が設けられていた。駅舎改築と周辺整備が行われた現在は側線跡は駐車場となったが、ホームの一部が残っている。
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駅前
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駐車場脇の側線跡
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下りホーム跡と防雪林
利用状況
2017年度の1日平均乗車人員は26人である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1997 | 36 |
1998 | 35 |
1999 | 48 |
2000 | 47 |
2001 | 44 |
2002 | 44 |
2003 | 41 |
2004 | 42 |
2005 | 39 |
2006 | 37 |
2007 | 35 |
2008 | 34 |
2009 | 33 |
2010 | 33 |
2011 | 33 |
2012 | 32 |
2013 | 29 |
2014 | 28 |
2015 | 27 |
2016 | 26 |
2017 | 26 |
駅周辺
- 最上川
- 大鮎貝川
- 東高玉公民館
- むつみ飛行場
こぐわ紬パーク
1994年(平成6年)4月1日に地元の白鷹町による駅舎改築と周辺整備が完成し、「こぐわ紬パーク」となった。 パーク内には蚕桑駅・遊具がある広場・雪舟町(そりまち)公民館・屋内運動場・駐車場が設けられている。 また入り口には、近くの大鮎貝川に架かる鮎貝沢橋(山形県道9号長井大江線)の旧橋にあった親柱が一対保存されている。
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遊具の向こうにある雪舟町公民館と屋内運動場
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パーク入り口に保存されている旧鮎貝沢橋の親柱
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、545-546頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「通報」●奥羽本線早口駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年3月17日)
- ^ a b c "山形県の鉄道輸送" (PDF). 山形県. 山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会. 2024年6月. p. 63. 2024年9月10日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2025年4月8日閲覧。
- ^ 「私鉄年表」『私鉄車両編成表 89年版』ジェー・アール・アール、1989年9月10日、164頁。 ISBN 4-88283-210-0。
関連項目
外部リンク
- 駅別時刻表:蚕桑駅 - 山形鉄道
- 山形鉄道駅舎今昔物語 蚕桑駅 - 山形鉄道
固有名詞の分類
- 蚕桑駅のページへのリンク