薬物血中濃度時間曲線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 学問 > 学術 > 曲線 > 薬物血中濃度時間曲線の意味・解説 

薬物血中濃度時間曲線

Drug concentration - time curve

【概要】 使用された後の薬物血中濃度を縦(y)軸にとり、時間横軸(x)にとった曲線グラフ吸収終わった時点で最高濃度となり、分布平衡達した後、時間の経過とともに代謝・排泄によって一定の速度減少していく(消失相)。ここでの最高血中濃度Cmax、それに達するまでの時間Tmaxであり、体内薬物動態相互比較などにおいて最もわかりやすいパラメータとして繁用されている。代謝・排泄により血中濃度減少する時、ある時間血中濃度(C1)の半分濃度(C1/2)になるに要する時間消失半減期(t 1/2)である。通常は、単回使用後薬物は、消失半減期の6倍の時間で、ほぼ体内から消失(wash out)する。 

【詳しく】 薬物血中濃度時間曲線は、性別乳幼児老人妊婦人種などで差がある。また肝障害腎障害有無併用薬剤によって変化を受ける。

《参照》 薬物動態薬物吸収薬物代謝薬物排泄薬物相互作用CmaxTmaxAUC半減期





薬物血中濃度時間曲線と同じ種類の言葉

このページでは「エイズ関連用語集」から薬物血中濃度時間曲線を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から薬物血中濃度時間曲線を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から薬物血中濃度時間曲線 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「薬物血中濃度時間曲線」の関連用語

薬物血中濃度時間曲線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



薬物血中濃度時間曲線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中四国エイズセンター中四国エイズセンター
Copyright (C) 2024, Chugoku-Shikoku Regional AIDS Center

©2024 GRAS Group, Inc.RSS