薬師寺志光とは? わかりやすく解説

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薬師寺志光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 02:41 UTC 版)

薬師寺 志光(やくしじ しこう、1889年明治22年)-1984年昭和59年)7月23日)は日本民法学者法政大学名誉教授、元愛知大学國學院大學教授。

略歴

愛媛県吉田町に生まれる。宇和島中学校第一高等学校を経て、東京帝国大学法学部に入学する。1915年大正4年)に東京帝国大学を卒業し、司法官試補をへて、1918年(大正7年)に東京地方裁判所判事に就任する。1920年(大正9年)に退官し、大学時代の恩師である乾政彦の法律事務所に勤務する。同年、法政大学法学部教授に就任する。1923年(大正12年)から1927年(昭和2年)までドイツイギリスフランスに留学する。1934年(昭和9年)、『留置権論』により法学博士(東京帝国大学)を授与される。1946年(昭和21年)から1950年(昭和25年)まで司法試験委員を務め、1948年(昭和23年)に司法研修所教官を務める。1962年(昭和37年)に法政大学を停年退職し、その後、愛知大学教授を経て、1964年(昭和39年)に國學院大学教授に就任する。また、法政大学理事、日本私法学会理事を務めた。

主な著書

  • 『借地法借家法論』(清水書店、1923)
  • 『民事判例研究』(巌松堂書店、1925)
  • 『留置権論』(三省堂、1935)
  • 『民法総則概論』(法政大学出版局、1950)
  • 『親族法概論』(法政大学出版局、1950)
  • 『日本民法総論新講』(文徳社、1952)
  • 『物権法概論』(法政大学出版局、1961)
  • 『民法入門』(高文堂出版社、1973)

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