葉 (曖昧さ回避)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 08:13 UTC 版)
葉(は、よう、しょう)は、植物の器官を表し、転じて平たくて薄いものや小さいものを表す。
一般名詞
は
よう
- 葉 (解剖学)(よう、lobe) - 動物組織において、ある器官の溝や結合組織で区画された解剖学的区画(組織や器官片)のこと。その構成単位は小葉(しょうよう、lobule)と呼ばれる[3]。
- 葉(よう、patch) - 外形が葉状の弁のこと。葉弁とも呼ばれる[3]。
- 葉層構造の葉(よう)
- 葉(よう) - はがきや写真など、薄いものを数える単位[4]。
- 葉(よう) - 船を数える単位。船を水面に浮かぶ葉に例えたもの。
- 葉(よう) - 時代の区分[5][4]。
- 葉(よう) - 韻目の一つ。『広韻』の入声第二十九、および『平水韻』の入声第十六[5]。
固有名詞
よう、しょう
- 葉 (姓) (よう、しょう) - 漢姓の一つ。
- 葉県(ようけん) - 中国河南省平頂山市の県。
- 葉(しょう) - 現代における葉県の南にあった古代中国の地名[5]。
- 葉(よう) - 千葉(千葉県、千葉市)の略号[5][4]。
- 大地葉 (たいち よう) - 声優。
- マリウス葉 (よう) - タレント。
脚注
- ^ Corvez, Adèle; Barriel, Véronique; Dubuisson, Jean-Yves (2012). “Diversity and evolution of the megaphyll in Euphyllophytes: Phylogenetic hypotheses and the problem of foliar organ definition”. Comptes Rendus Palevol 11 (6): 403-418. doi:10.1016/j.crpv.2012.05.003. ISSN 1631-0683.
- ^ 西田治文『化石の植物学 ―時空を旅する自然史』東京大学出版会、2017年6月24日。 ISBN 978-4130602518。
- ^ a b 巌佐庸、倉谷滋、斎藤成也、塚谷裕一『岩波生物学辞典 第5版』岩波書店、2013年2月26日、668,1420頁。 ISBN 9784000803144。
- ^ a b c 新村出『広辞苑 第六版』(第6版)岩波書店、2883頁。 ISBN 9784000801218。
- ^ a b c d 新潮社 編『新潮日本語漢字辞典』(初版)新潮社、2007年9月25日、1933頁。 ISBN 978-4-10-730215-1。
関連項目
「葉 (曖昧さ回避)」の例文・使い方・用例・文例
- 谷は赤や黄色の葉で色づいていた
- ここから東京のほとんどと千葉の一部が見える
- この木の葉は秋には黄色くなる
- ササの葉
- 冬になると木々の葉が落ちる
- 木の葉が色を変えると,まもなく冬がくる
- 掃き集めた落ち葉を風が吹き散らした
- タバコの葉の一つづり
- 私は庭で枯れ葉を燃やした
- 彼の失礼な言葉が彼女を怒らせた
- 四つ葉のクローバー
- 枯葉が庭にたまっていた
- 今年はいつもより早く木の葉が色づき始めた
- 彼女の言葉を善意に解釈する
- 彼女の言葉を信用した
- 一対の松葉づえ
- 松葉づえをついて歩く
- 霜で木の葉が丸まった
- 根も葉もないうわさで彼の名誉は傷ついた
- 台風で木々は葉がすっかり落ちてしまった
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