菜飯田楽
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菜飯田楽(なめしでんがく)は、米の飯に大根葉を乾燥させ炊き込んだものと味噌田楽を合わせた料理[1]。菜めし田楽などと表記されることもある。
- ^ 豊橋百科事典編集委員会 2006, p. 541.
- ^ a b c d e 「豊橋市の菜飯」『朝日新聞』2000年2月2日
- ^ 小橋博史「あいち食べ物風土記 6 豊橋の菜めし田楽」『中日新聞』1979年10月24日
- ^ a b c 『聞き書 愛知の食事』農山漁村文化協会〈日本の食生活全集23〉、1989年、p. 255
- ^ 岡田哲 『たべもの起源事典 日本編』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉2013年、p. 305
- ^ 「りっとう再発見 76 栗東の名物 目川田楽と菜飯」『広報りっとう』2011年7月号、870号、p. 10
- ^ 「八千代 花見しながら菜飯田楽」『朝日新聞』2001年4月4日
- ^ 古くから伝わる庶民の味「菜めしでんがく 松野屋」の『菜めし田楽』 TOKYO FM(JFN系)『Honda Smile Mission』(2011年9月28日放送分)
- ^ 戸田恵子『おいし なつかしなごやのおはなし』ぴあ、2014年、pp. 42-43
- 1 菜飯田楽とは
- 2 菜飯田楽の概要
菜飯田楽
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豊橋の名物である菜飯田楽(菜めし田楽)とは、刻んだ大根の葉を白米に混ぜた菜飯と、豆腐に味噌をつけて炭火で焼いた味噌田楽を組み合わせた精進料理である。菜飯と味噌田楽は異なる料理であるが、豊橋ではこれらを同時に食する菜飯田楽という食べ方が一般的である。 田楽に用いる豆腐はやや硬めの木綿豆腐を用いている。かつては贔屓の豆腐屋から購入していたが、2000年代後半に豆腐屋が廃業すると、国産大豆と本にがりで製造する自家製の豆腐に切り替えた。 長さ7cm×幅3cm×厚さ1.5cmの縦長に切り、2本に分かれた股のある串に刺して焼く。田楽に用いる串は、関東系が1本の串、関西系が2本に分かれた串とされる。かつては豆腐を木炭で焼いていたが、現在は電気で焼いている。焼いた豆腐にたっぷりと味噌だれを塗り、溶いたからしを少しつける。
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